こころと身体を育む

つぶやき

~ことばから子どもの心に寄り添う保育~

子どもの仕草や言動をじっくり見つめ、耳を傾けてみると、思わず微笑んでしまったり、子どもの感性の豊かさに驚かされたり、新しい発見がたくさんあります。つぶやきことばを採集してみると、心の動きや感じ方がよくわかり、子どもたちから教えられることがたくさんあります。
本園では、子どものつぶやきを採集し、毎年1冊の詩集を制作しています。
家庭で見せる表情や親子でのかかわりを具体的に知ることができ、知らなかった一面に気付くことができます。子どもの心のうちをより理解し、保育の手掛かりにすることも、採集目的の一つです。
日常生活で、大人の心にとまったことばを聞き逃さず、採集・記録していくことで、その背景に隠された子どもの気持ちに寄り添い、思いを感じ取り、理解を深めていきたいと思います。

へびさんの おしりって どこ
H24.10.7  3才11か月  母採集
みみが ごそごそ しゃべる
※お風呂で頭を洗った時に、耳に水が入ってしまい一言
H25.6.30  4才0か月  母採集

絵本

子ども達に童話を語る語り部として幼児の教育にお話を取り入れる総合的教育の実践を目指した創立者の精神を受け継ぎ、絵本を大切にしています。
なかはら幼稚園の絵本の部屋「なかはら文庫」にはたくさんの絵本がそろっています。
「なかはら文庫」の貸し出しをしています。

リズム遊び

リズム遊びとは、育ち盛りの乳幼児の手・足・腰・頭を楽しい音楽に合わせ、リズミカルに動かしていく遊びです。走ったり、止まったり、とんだり、転んだり、這ったり、舞ったりと全身を使い、動物等になりきり遊んでいます。それらは、こどもの骨・筋肉・関節・神経系の発達を促していく大切な活動なのです。
本園では、とくに子どもの発達にリズムあそびはかかせない活動ととらえ、全クラスで取り組んでいます。