避難訓練

毎月行っている避難訓練。10月は、炊き出し訓練で非常食をいただく経験をしました。いつもの給食とは違う味に、戸惑う子もいましたが、実際災害が起こったら・・・贅沢は言っていられません。考えさせられる一日でした。

そして、今日の訓練は「地震のあと津波警報が発令された」という想定で行われました。

地震です 地震です という放送が入ると、すぐに先生の近くに集まり、自分の頭を守る体勢をとる子どもたち。真剣に参加している様子が伝わってきました。

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全園児が園庭に避難し、ホッとしているとすぐ、園長先生からお話が・・・「津波警報が発令されました。急いで隣の小学校に逃げましょう」

乳母車に乗った0、1歳さんと年長さんは道路を走り、大里西小学校の正門から昇降口へ。

2歳さんと年少・年中さんは、小学校のグランドを通らせていただき、昇降口まで。

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上靴のまま防災クッションを被り、できる限り急いで走って避難する。なかなか経験することのない状況ですが、とても大切なことなんだと、あらためて感じました。実際に避難することになったら、昇降口ではなく、校舎の3階まで階段を上がります。のんびりしてはいられません。疲れたなんて、言ってはいられません。たくさんのことを考えさせられます。

さて、園に戻る時は、青組さんが桃組さんやさくら組さんの防災クッションを持ってくれ、手を繋いで帰ってくれました。

さっきまでの緊張した顔つきとは違い、優しい表情の青組さんでした。